火傷や切り傷などを和らげる効果で知られるアロエ
アロエがもつ効能は勿論これだけじゃない。厚く硬い外皮の中にはジェル状の組織があり、ビタミンやミネラル、抗酸化物質、そして健康にいいアミノ酸がたっぷり詰まっている。保湿剤やシャワージェル、シェービングクリーム、日焼け止めなど、アロエをしようした商品はたくさんあるけれど有効成分をもっとも含むのは透明な果肉をコールドプレスしたもの。
5000年以上人間はアロエを体に塗って利用してきた。古代ギリシャでは、「万能薬」とよび、エジプトでは「不死の薬草」とされクレオパトラのバフスールからアレキサンダー王子の救急箱まで、アロエは歴史上何度も登場している。けれど最近では、昔ほど重宝されなくなってしまった様子
アロエには抗炎症作用や抗菌作用、抗酸化作用があり、何世紀にも渡って傷や火傷の治療に使用されてきました。
また、腫れの軽減、肌の鎮静化、痛みの制御、治療の促進に役立つ抗炎症作用があり、日焼けの治療に広く使われます。
今回はアロエがもつ健康効果をご紹介させて頂きます
Contents
アロエの驚く10の健康効果
アンチエイジング
アロエに含まれるステロールは、肌のハリを保つコラーゲンとヒアルロン酸の産生を促進する。潤いを肌に保ち、シワや顔の線を減らしてくれる。
ニキビを引き起こす細菌を殺す
吹き出物を治すにはレチノイドとアロエジェルの組み合わせが、それぞれを単独で使用するよりも「非常に効果的」だという。
抗菌作用と抗炎症作用をもつサリチル酸を含むアロエはニキビを引き起こす細菌を殺し、ストレスのたまった肌を落ち着かせることで赤みと刺激を軽減する
歯石を減らす
インドの研究によるとアロエのマウスウォッシュで口をすすぐと、口の中がさっぱりするだけでなく、歯周病用のマウスウォッシュ処方箋であるクロルヘキシジンと同じくらい歯石を減らす効果があるという。
さらにアロエのジェルベースの歯磨き粉もオススメとか。
アロエジェルの歯磨き粉と市販の歯磨き粉の虫歯菌に対する抗菌作用を評価したところ、市販品と同じくらい、もしくは効果的な場合もあったそう。
水分補給になる
およそ95％が水分でできているだけでなくアロエにはマグネシウムやカリウムといった電解質が含まれている。これらの電解質はとくに運動後の水分補給に役立ちます。
しかしアロエの効果の多くは果肉に含まれており、果汁だとかなり限られています。
アロエの効果を最大限享受するにはスキンケアが効果的。シャワーのあと、潤いを閉じ込めるために肌にアロエのジェルを塗るのが良さそう。
保湿効果がある
日々のスキンケアにアロエを取り入れると、より健康的な肌を手に入れられる。
栄養豊富なアロエのジェルは上皮細胞の接着を密にし、肌を柔らかくするという。
アロエのアミノ酸が固くなった肌の細胞を柔らかくし、亜鉛が毛穴を引き締めるさらにアロエは高価なスキンケア製品の効果を高める作用もあるので、アロエに含まれているリグニンがその他の成分の肌へ浸透を促進するとか。
消化を促進しまする
便を改善する作用もある。
アロエの外側にはアントラキノンと呼ばれる物質が含まれており、下剤的な役割を担っています。
アロエの果汁過剰摂取は下痢や胃痙攣を引き起こす恐れがあるので、量には気をつけましょう。
カミソリ負けを和らげる
日焼けを和らげる効果で知られてるアロエだけど、カミソリ負けも例外でない。顔やムダ毛処理の際、刃が肌や毛穴にダメージを与えてしまったときに起きるカミソリ負けは最終的に炎症を引き起こします。
赤みやヒリヒリを鎮め、肌の均衡を取り戻すには、カミソリのあとにアロエのジェルをうすく塗るのが良いみたいです。
血糖値を下げる
2型糖尿病患者において、大さじ2杯分のアロエ果汁を接種すると、血糖値が下がる効果があることがわかっている。これは、アロエに含まれる物質がインスリン感受性を高めることで、体細胞が血糖をより効果的に使うことができるようになり、その結果食欲が抑えられ、空腹感が和らぎ脂肪が落ちやすくなるのだそうです。
代謝を上げる可能性がある
アロエはAMP活性化キナーゼという酵素を活性化し代謝を調整することが、動物実験からわかっている。またある研究では、肥満のラットに乾燥させたアロエジェルを与えたところ、燃焼するカロリーの増加により体脂肪の減少が見られた。
口内炎を治す
次に口唇ヘルペスができそうになったら、アロエが効果的だとういうことを覚えておいてほしいです。
アロエのジェルは単純ヘルペスウイルス（口唇ヘルペスのもっとも一般的な原因）などのウイルスに対抗することが研究によってわかっている。
執筆者のわたしも鼻の中によくできるので、できるたびにアロエを鼻に詰めてますｗ